善光さんの実家の庭に植えられているコブシ。

樹生さんが亡くなったあと、身長と同じくらいの高さのものを植えて育ててきました。

和田善光さん:
「幹が太くなってきて、もうしっかりと根を張ってるなと」


今では3メートルほどにまで成長しました。

和田真理さん:
「樹生を失った虚しさみたいなものが押し寄せてきていまして、息子の死だけと純粋に向き合えてなかったので」

警察、検察の初動捜査に課題を残し、3度の裁判が行われた今回の事故。

10年という期間は、2人の幼い妹を含む家族には、あまりにも長い時間でした。


和田善光さん:
「娘たちと一緒に過ごす時間をたぶんに犠牲にしてきたところもあると思います」
「もう一度家族の絆を確かめて、息子も空から見守ってもらって、みんなで一緒に生きていければなと思います」