ドジャースバッテリー組のキャンプは日本時間18日、6日目を迎え、佐々木朗希(23)が3度目のブルペンに入った。

佐々木はウォーミングアップを始めると約20分で仕上げて、早速ブルペンへ移動した。1番乗りでブルペンに到着すると、昨季メジャーデビューを果たしたH.フェドゥシア捕手(27)を相手にピッチングをスタート。

中2日でのブルペンとなったが、体の疲れも見せずに、伸び伸びと投球。球種とコースを指示して投げ込んでいった。受けたフェドゥシアは「伸びる球を投げていて、良い投球。ストレートはコースの両端に投げられていました」と褒めた。

変化球もカーブとスプリットを投げると「とても独特なスプリットです。今までに見た事のないスプリットです。手元からナックルボールのように出て来て落ちます。山本投手のスプリットとも違います。佐々木投手のスプリットは少し球速が遅いのですが、球に動きがあり落ちて行きます」と山本由伸(26)との違いを感じていた。

途中には山本もブルペンに入り、日本人投手が並んで投げるシーンも見られた。佐々木は1球1球、データを確認することなく23球を投げ込んだ。投球終了後に会話したフェドゥシアは「佐々木は今日のブルペンでの投球に満足していました。キャンプの序盤なので、これから状態は更に上がってくると思います」と語った。

D.ロバーツ監督(52)は「彼はとても観察力がある。彼はいい投手だ。次のチェックポイントは、彼が何人かの打者と対戦するときだ」とコメントした。