視聴者から寄せられた疑問などを深掘りするコーナー「tbcNEWSDIG」。今回は宮城県登米市の男性から寄せられたこんな疑問です。
「道路の脇に小さい鳥居がいくつかあります。あれは何か意味があるのでしょうか調べてください」という内容です。

頂いたメールに、その鳥居の大きさや形などがわかる写真の添付はありませんでした。道路脇の小さな鳥居とは一体どんなものなのか調べてきました。
■謎の鳥居はどこにある?
登米市内で車を走らせ、市民に聞いてみました。
小さな鳥居って知ってますか?

登米市民:
「鳥居・・・(知ら)ないですね」
「分からないです」
「いやーちょっとわかんないですね、聞いたこともないですね。県北の七不思議的なハハハ」

小さな鳥居は本当に存在するのか。有力な情報がなく取材班は、登米市から隣りの栗原市へ移動しました。畑にいた女性に聞いてみると・・・。

栗原市民:
「ありますよ。その辺にもある」

女性の指さす方を見てみると・・・。
栗原市民:
「見えないかな。あそこにありますね立っているのがある」
ついに発見か?小さな鳥居とはいったいどんなものなのか。
取材班:
「確かに鳥居ありました」

そう、これが道路わきの赤くて小さな鳥居です。
高さおよそ50センチ、赤く塗られた鳥居は木でできた手作りのものでした。
男性のメールにあったとおり道路沿いにいくつか並んでいる場所もありました。

でも鳥居の周りに神社は、見当たりません。この赤い小さな鳥居はいったい何なのでしょうか。

調査を進めてみると似たようなものが、県内各地に建てられていることが。分かりました。このうち、大河原町では実際に作って建てたという人に会うことができました。赤い小さな鳥居を建てたワケとは?