愛知県の知多半島でことしに入り鳥インフルエンザが相次いで発生した問題で、すべての防疫措置が完了しました。

常滑市、半田市、阿久比町ではことしに入り、養鶏場とウズラ農場あわせて13か所で、高病原性の鳥インフルエンザが発生し、過去最多の約187万羽が殺処分されました。

愛知県はこれまで職員や委託業者など、のべ2万3千人余りを動員し、殺処分や死んだ鶏の埋却、汚染物品の処理や施設の消毒といった防疫措置を進めてきましたが、15日、すべての措置が完了したということです。

一方、周辺農場への鶏とウズラの移動・搬出制限は3月9日に解除される予定です。