道路陥没事故で、交通規制など、影響が続いていることを受けて、埼玉県八潮市は、ふるさと納税での寄付の受け付けを始めました。

先月28日に起きた八潮市の道路陥没事故では、転落したトラックの男性運転手(74)の安否が、いまも分かっていません。

現場周辺では住民の避難や交通規制が行われるなど、影響が続いていて、八潮市には「寄付をしたい」という声が多く寄せられているということです。

そのため、市はきのうから、ふるさと納税を活用した道路陥没に関連する寄付の受け付けを始めました。

期間は来月31日までで、寄付への返礼品はありません。

寄付はきょう、午後4時半時点で100万円余りが寄せられていて、八潮市は、陥没の復旧工事や今後の安全対策に使いたいとしています。

八潮市は、「市内外の多くの方から、『寄付をしたい』という声があり、本当にありがたく、励みになっている。大切に活用していきたい」としています。