中央大学4年 園木大斗選手「熊本にいた時も一回も鶴川に勝てたことがなかったんですよ。強敵…”ラスボス”みたいな感じはあります」

開新高校出身、中央大学4年の園木大斗(そのき だいと)。今年の箱根駅伝で山登りの5区を走りました。

中央大学4年 園木大斗選手

かつてタスキを繋いだ背中を追う

園木と鶴川、ともに熊本市出身の2人は、2020年の郡市対抗駅伝でタスキを繋いだこともあります。

当時の実況「園木、何とか逃げ切りました。このあと4区の九州学院・鶴川にタスキを繋ぎます」

タスキを渡す3区園木選手・受け取る鶴川選手

園木は2019年の熊本県高校駅伝で、キャプテンとして開新を50年ぶりの優勝に導きました。

高校時代の恩師・開新陸上部の木村龍聖監督は、在学中から園木にマラソンランナーとしての適性を見出していたといいます。

開新陸上部 木村龍聖監督「もっと筋力をつければマラソンも対応できると思いますから、もしかしたら日の丸を付けて走るような選手になるかもしれない」

その点で、今回の熊日30キロへの挑戦はこの先の大事な試金石となります。

園木選手「いったん、30キロで自分がどれぐらい勝負ができるのかやってみたいと思います。鶴川がタレてきたら『追い抜いてあげますよ』って感じです」