曲のフレーズが繰り返し頭の中で流れて、離れない!
気づくとエンドレスで口ずさんでいる…そんな経験、ありませんか?
なりやすい状況や対処法を専門家に聞きました。

「アパトゥ アパトゥ♪」が頭から離れない

提供:ワーナーミュージック・ジャパン

2024年10月にリリースされた曲「APT.」。
「アパトゥ アパトゥ」という印象的なサビが話題となって世界中で大人気に。
YouTubeの公式MVでは再生回数10億回を突破しています。

韓国のガールズグループBLACKPINKのロゼさんとアメリカのブルーノ・マーズさんによるコラボ曲で、「アパトゥ」は韓国語で「アパートメント」という意味。
韓国の飲み会のゲーム“アパトゥ・ゲーム”の掛け声から来ているそうです。

そんな「アパトゥ アパトゥ♪」というフレーズが頭から離れないという人が続出!
街で聞いてみても・・・

12歳・小学生
「いつでも歌ってる!頭に残るから、無意識に・・・『アパトゥ アパトゥ』って繰り返しでずっとやってる!ずっとイケる!」

30代・女性
「気づいたら(子どもと)一緒に歌っていたり、あとおばあちゃんも一緒にノッて踊ってる。」

10代・大学生
「ワードとリズムがうまくマッチして、それが離れない。メロディーも結構新鮮だと思う」

“イヤーワーム”現象とは

誰もが経験したことがある、曲が頭から離れない現象。
一体どういう状態なのか、音楽心理学の専門家に聞いてみました。

神戸学院大学心理学部 河瀬 諭准教授:
いわゆる「イヤーワーム」と呼ばれる現象です。自分が意図していないのに頭の中で音楽が再生される。シンプルだったり歌いやすいサビの周辺でなることが多いです。

「アパトゥ」と連呼するシンプルな歌詞はまさにイヤーワームになりやすいといいます。
なぜこの現象がおこるのか、理由はまだ解明されていないそうです。

▼直前に音楽を聞いたとき
▼ボーっとしているとき
▼ウォーキング、勉強、料理、洗い物など反復運動をしているとき

などに起こりやすいとされています。

街では、「髪を乾かしているとき」「スマホを見ながらボーっとしているとき」「家事をしているとき」という声が聞かれました。