北朝鮮の故・金正日総書記の生誕83年を前に、中国の北朝鮮大使館でレセプションが行われ、中国軍の幹部らが出席しました。

記者
「中国側の関係者が北朝鮮大使館に入っていきます」

金正恩総書記の父、故・金正日総書記の生誕83年を前に、北京にある北朝鮮大使館でレセプションが行われ、中国軍の幹部らが出席している姿をJNNのカメラが捉えました。

レセプションは去年2月にも開かれていて、その際は、国政の助言機関「全国政治協商会議」の穆虹副主席や孫衛東外務次官らが出席していました。

去年、外交関係樹立75年を迎えた中国と北朝鮮ですが、主だった要人の往来がなかったほか、北朝鮮がロシアに急速に接近していることもあって、関係が冷え込んでいるとの見方が広がっています。

外交筋は、今夜の会合に党や軍の幹部が出席したことについて、「中国側はこうした認識をある程度払しょくしたいと考えている」と分析しています。