13日に新潟大学などが主催した企業説明会…。
【記者リポート】
「この企業説明会では、参加する学生は“スーツNG”なんです。学生は皆、ラフな格好で企業の説明を聞いています…」

新潟県内の企業90社が参加したこの企業説明会は、一般的な説明会と少し雰囲気が違い、ラフな格好で参加OK。さらに学年問わず、1年生でも参加できます。
誰もスーツを着ていなくて柔らかい感じがしますが、いったいどんな狙いのある説明会なのでしょうか?
【大学2年生】
「会場も大学で、それで私服でという感じで、結構ラフな気持ちで楽にいけるなという感じはしました」
【大学1年生】
「すごい参加しやすいなと思っていて…。スーツとかあまり着たことがないので、スーツとか硬い感じだったら結構緊張しちゃうなと思っています」

気軽に参加できることもあり、応募したおよそ630人のうちの7割以上が1・2年生でした。
このイベントには、“就職活動”という側面以外にも、ある狙いがあります。

【運営担当・ラクウェブ 大塩優多取締役】
「一般的な合同説明会だと、就活生がターゲットになってしまう。その前に、低学年から企業の魅力に触れてもらい、企業さんにはそのときから母集団の形成をしてもらって、学生は低学年から“自分は何がしたいか”というのを考えながら参加する…。そんなイベントになっています」

身構えない雰囲気の中で学生たちは県内企業の魅力に触れ、就職と仕事についてのイメージを膨らませていました。
【大学1年生(秋田出身)】
「こういう説明会で1年生から足を踏み入れて、とても良い機会になって本当にありがたいなと…」「新潟が起点となってやっている会社が多く、東北にもあるので、よりいろいろな企業の選択肢があるのが良いなと思いました」