「献血のご協力ありがとうございます」
バレンタインを前にした13日、専門学校生が“献血ルーム”で手作りのチョコレートを配り、献血の協力を呼びかけました。

新潟市中央区の献血ルームで配られたのは、国際調理製菓専門学校の生徒たちの“手作りチョコレート”。献血を終えた人たちへの、一足早い『バレンタインギフト』となりました。

【151回目の献血 68歳】
「もらえて嬉しいです」
「151回目?小さなボランティアで、私の血が少しでも誰かの役に立てばと…」
【54回目の献血 26歳】
「誰からももらってないんで…」
「定期的なイベントがちょこちょこあれば、続々と人が増えるかな」

新潟県赤十字血液センターによりますと、2023年の新潟県内での献血者数は、2011年と比べると、10代で3000人以上・20代では1万人も減っています。
また、天気が悪く体調も崩しやすい冬の時期には献血者数が減る傾向にあり、今年の2月は、目標に対して345人分足りないということです。

【国際調理製菓専門学校 2年生】
「私たちが献血に携わることで、若い世代の方々も献血に親しみを持ってもらい、時間があるときに献血に行こうと思えるような協力ができたらいいなと」
「献血したいなっていう気持ちが、もっと増えたらいいなと思って作りました」
「愛情を込めて作ったので、美味しいなと思って食べてもらえたら嬉しいです」
このバレンタインの取り組みは、新潟市と長岡市の『献血ルーム』で、14日にも行われるということです。