海外から訪れる観光客=インバウンドの受け入れ態勢を充実です。仙台空港の国際線では、このほど、免税店内に東北の特産品の魅力を発信するコーナーがオープンしたほか、国際線の搭乗ゲートが増えるなど、インバウンド対応が強化されています。

玉置佑規アナウンサー:
「店内には宮城でとれた大粒のイチゴなど東北各地の特産品がずらっと揃っています」

仙台空港の免税店内に2024年12月オープンした「TOHOKUPremium」のコーナー。東北各地の特産品を直接見て、触れて、お土産として購入できます。

13日は、報道機関向けの内覧会が開かれました。バッグやポーチなどに着物の帯を使った宮城の「帯リメイク雑貨」。

インバウンドにも人気がある岩手の伝統工芸品「南部鉄器」。

繊細で細やかな手仕事が光る秋田の「つまみ細工」など東北の10社のおよそ50アイテムが並びます。

仙台国際空港施設営業部 木村昭仁さん:
「ここから東北の素晴らしさをPRしていく発信していく。ここでインバウンドの方に東北の素晴らしさを感じていただき、また、東北に旅に来たいと思っていただけるようにしていきたい」

また、国際線の搭乗口では、2024年12月、バス専用ゲート「90番ゲート」が新たに設置されました。これにより、遅延などによって、複数の便の出発時刻が重なった場合でも対応が可能だということです。

仙台国際空港航空営業部 伊良波長治さん:
「これからますます東北に外国の方が来ていただくことになると思うが、今後も空港として便をどんどん増やして交流人口を増やしていくことを目標に頑張っていきたい」

仙台空港では、2024年12月に香港便が就航したことで、国際線は週に合わせて37便が運航しています。2024年度は、国内線、国際線合わせて379万人の利用を目指し、2044年度にはインバウンド利用をさらに増やすなどして、旅客数を550万人に増やしたい考えです。