新規事業への挑戦などで成果をあげた企業をたたえる表彰式が13日盛岡市で行われ、経営課題を強みに変えた事例が紹介されました。

この「いわてビジネスイノベーションアワード」は、戦略的な新規事業への挑戦などで成長を遂げた企業をたたえようと、岩手県商工会連合会などが毎年開いているものです。
今回、大賞を受賞したのは、矢巾町の北日本製袋です。
元々コメやムギを入れる麻袋の製造販売を行ってきましたが、汚れなどが原因で食べられなくなった非食用米からプラスチック製品をつくる事業への進出が評価されました。
また、特別賞を受賞した一戸町の坂松農園は伸び悩んでいた葉タバコ事業から、ブランドトウモロコシの栽培と消費者への直接販売に事業を転換しました。

(坂松農園 滝野遼マネージャー)
「結構、勇気がいる行動だったと思うんですけど、トウモロコシに切り替えて今はとても良かったと思っています」

13日の表彰式にはオンランインも含めおよそ300人にが参加し、それぞれの成功事例に熱心に耳を傾けていました。