野菜の高値が続いています。キャベツは平年のおよそ2.6倍、はくさいは平年の2.5倍で、農水省は「当面は平年を上回って推移する」との見通しを示しています。

農林水産省が発表した今月3日から5日の「キャベツ」の小売り価格は、1キロあたり400円でした。平年のおよそ2.6倍です。

また、「はくさい」は356円と平年のおよそ2.5倍、「レタス」は818円と平年のおよそ1.6倍となっています。前の週に比べると価格はわずかに低下傾向にありますが、夏の高温や秋の天候不順のほか、12月から1月にかけて雨が少なかったことなどから依然として高値が続いています。

農林水産省は、キャベツやはくさいの価格について「今後の天候次第ではあるものの、当面は平年を上回っての推移が続くだろう」としています。