埼玉県八潮市で発生した道路の陥没を受け、名古屋市は下水道施設の緊急点検を始めました。

緊急点検の対象は、腐食が懸念される下水管と水処理センター流入部の下水管のあわせて46か所。

このうち名古屋市昭和区では、マンホールの内部や約60年間使われている下水管に“腐食やひび割れ”がないか、調査員が目視で確認しました。

名古屋市によりますと、腐食の原因となる硫化水素が発生しやすい構造の下水管は、市内に約100か所あり、5年に一度定期点検を行っています。

しかし、八潮市での道路陥没事故を受け、最後の点検から3年以上経つ下水管などを、2月末までに自主的に点検するということです。