3月に行われる宮城県の公立高校入試の出願倍率が14日発表されました。全日制の出願倍率は平均で0.99倍と1倍を割り込みました。最も倍率が高かったのは宮城野高校の美術科で1.8倍でした。
宮城県教育委員会によりますと、全日制には、68校130学科の募集定員1万3440人に対し1万3349人が願書を提出し平均の出願倍率は0.99倍と1倍を割り込みました。
最も倍率が高かったのは宮城野高校の美術科で1.8倍です。次いで、県工業高校のインテリア科が1.73倍、県工業高校の情報技術科と古川工業高校の土木情報科が1.68倍となりました。
仙台一高の普通科は1.35倍、仙台二高の普通科は1.21倍です。また、仙台三高の普通科と理数科ともに1.4倍。宮城一高の普通科が1.38倍、国際探究科・理数探究科が1.51倍などとなっています。
試験は、3月4日と5日、合格発表は3月13日に行われます。インフルエンザや新型コロナで本試験を受験できない受験生は、3月7日と10日に追試験があり、さらに19日にも追試があるほか、2次募集や書類のみの試験もあります。