サラブレットを勝利へ導く中央競馬のジョッキーを養成する“競馬学校”。
倍率20倍の狭き門を突破した新潟県新発田市の女子高校生が、今春入学します。
この華やかな舞台へ向かい、夢の第一歩を踏み出す彼女の思いを取材しました。

新潟市北区にあるJRA新潟競馬場乗馬センターで作業に励む笠原暁子さん(16歳)。

「お馬さんが寝るところ、馬房をきれいにしています」

全国からジョッキーを目指す186人が2024年10月に受験した日本中央競馬会競馬学校(千葉県)の騎手課程の合格者は9人。倍率およそ20倍の狭き門です。

新発田市に住む暁子(きょうこ)さんも、その難関を突破した9人のうちの一人です。

「本当かな?って、信じられないなという気持ちで…。何回もスマホ見て、名前書いてあるなって確認しながら、すごく喜びました」