任期満了に伴う高知県津野町の町長選挙が告示され、現職と新人の一騎打ちによる20年ぶりの選挙戦が確定しました。

津野町長選挙に立候補したのは届け出順に現職で5期目を目指す池田三男(いけだ・みつお)候補(69)と新人で元町議会議員の大﨑公孝(おおさき・きみたか)候補(61)の2人です。

津野町長選挙に立候補した現職・池田三男候補(69)

池田候補は2009年に津野町長に初当選し現在4期目。「持続可能な集落づくり」のため、人的・経済的支援を行って地域の資源を生かすほか、若者を対象とした奨学金返還の支援制度を設けることなどを訴えています。

津野町長選挙に立候補した新人・大﨑公孝候補(61)

新人の大﨑候補は津野町議会議員を合わせて5期務めました。子育て支援としての小中学校の給食費の無償化や診療所の統合による地域の特性に合わせた医療サービスの提供などを訴えています。

立候補の受付は午後5時に締め切られ、現職と新人による一騎打ちの選挙戦が確定しました。津野町長選挙が選挙戦に突入したのは2005年以来、20年ぶりです。投票は今月16日に行われ即日開票されます。