フグの本場、山口県下関市南風泊市場では「ふくの日まつり」がありました。
人気を集めたのは、もちろん恒例の「ふく鍋」でした。
下関では幸福の「福」を招くよう、「ふぐ」を濁らずに「ふく」と呼びます。
2月9日「フクの日」に近い建国記念の日に「ふくの日まつり」が、毎年開かれています。
まつりの呼び物のひとつが「ふく鍋」。

およそ700食分が無料で振る舞われるとあって長い列ができました。
クロサバフグと白菜、ネギが入ったみそ仕立ての鍋です。

記者も30分ほど列に並んで人気の「ふく鍋」に対面です。
中嶋理沙記者
「いただきます。フグの身がほろほろでほっとするおいしさです」
1時間ほどでなくなってしまう人気でした。
フグのつかみ取り体験は参加料100円。
子どもたちがプールの中に入ってトラフグを追いかけました。

つかまえたフグは、2000円で毒を除いてもらえます。
下関ふく連盟・郷田祐一郎 理事長
「寒い時期が一番おいしい。白子もかなり入ってきます。一回食べていただきたい。体ぬくもって幸せになっていただきたい」
南風泊市場内では、フグ刺しや水産加工品が日頃より安く販売され、たくさんの人でにぎわっていました。