「住む権利はめちゃくちゃ強い」解決するのは難しい?

 今年1月、Aさんは知り合いの社会福祉士を通じて弁護士や大阪府議会議員らに声をかけ、解決策を考える話し合いを開きました。

 (Aさん)「威圧されたような空気の中で生活をしていて、どうしたらいいのか」
 (占部走馬府議)「大阪府下のどのエリアでも、同様の相談をされたことがない議員はいないんじゃないかと」

 占部府議によりますと、同じような相談は後を絶たないといいますが、弁護士と社会福祉士は解決の難しさを指摘します。

 (北村真一弁護士)「『引っ越してください』という請求をしたいのだと思うんですが、住む権利はめちゃくちゃ強い権利なので」
 (社会福祉士 辻由起子さん)「『死ね』とか暴言を吐いた後に『ひとりごとですよ』と言うのが許されるのかと。『誰の人権を守るの?』ってすごく今の時代難しい」

 結局、有効な解決策は出ませんでした。