2月10日は「フットケアの日」です。足の健康を見落とすと、実は歩行に影響するかもしれません。正しい足のケアについてお伝えします。
2月10日は「フットケアの日」 ケア方法は?
山内あゆキャスター:
「足の悩み」についてこのようなアンケートがあります。

【足についての気になること・悩み】(マイボイスコム調べ)
「慢性的にある」23%
「ときどきある」38.8%
悩みがある人は6割以上になっています。その中で最も多かったのが…
▼かかとの荒れ(かさつきなど) 23.9%
▼足の冷え 19.6%
▼足の爪(巻き爪など) 16.7%
など(複数回答)
では、「足の悩み」はどのようにケアしたらいいのでしょうか。
まず、足の健康のためにも「放置しないでほしい」と古河いけがき皮膚科の生垣英之院長は話します。

例えば、「かさつき」や「深爪」を放置してしまうと、体内に菌が入りやすくなってしまうそうです。そして、菌が入ることによって炎症が起き、炎症によって発熱がでる可能性もあるそうです。
さらに、「むくみ」の症状が出ている場合、むくみによる血行不良によって、かさつきなどで起きた炎症が治りにくくなる可能性もあります。
生垣院長は「足の健康を見落とすと、歩行に影響が出る可能性もあるので、ケアが重要」と話しています。
では、日常の中でどのようなケアをしたらよいのでしょうか。

まずは、菌を増やさないために、「通気性がある靴下(綿100%)」がおすすめです。ムレによる菌の増殖を抑える効果が期待できます。
そして、ゴシゴシ洗いはNGです。「手で優しく洗う」ことが重要で、石鹸などで泡立てて、足の指の間まで丁寧に洗いましょう。
また、洗い方だけではなく「拭き方にも注意」が必要で、足の指の間など隅々まで拭くことが大事です。綺麗に洗っても、ムレが原因でまた菌が繁殖してしまうかもしれないので、しっかり拭きましょうということでした。