住宅街にある隠れ家のようなハンバーガー店

砺波市の住宅街にひっそりと店を構える喫茶店「Norinko」。
1人で店を切り盛りしているのは則島進さん(65)。


長年、大手ハンバーガーチェーンで勤務した経験を活かし、ボリュームたっぷりのハンバーガーを提供しています。
Norinko 則島進 店長
「これは『のりんこHSハンバーガー』。HSは『ハッピースマイル』という意味」

嘉藤奈緒子アナウンサー
「すごいボリュームですね!」
Norinko 則島進 店長
「みなさんそう言っていただけて、ちょっとうれしい」

嘉藤奈緒子アナウンサー
「すごく食べ応え抜群ですね!野菜がたくさん入っているのでヘルシーですし、あらびきのパテがジューシーでおいしいですね」
則島さんがこの店を開いた背景には―
Norinko 則島進 店長
「ちょっと自分、病気をしまして。なんか思うところがあって」

則島さんは今から19年前に大病を患い、ハンバーガーチェーンを退職。
その後、4年半のアルバイト生活を経て51歳の時にNorinkoを開業しました。

Norinko 則島進 店長
「元気にならないとという思いが、そこ(以前の勤務先)のハンバーガー屋さんで色んな意味で、みなさんから元気をもらっていた俺がいるから、じゃあ自分でやろう!みたいな」
そんな店内にはいたるところにスマイルのイラスト。店の看板にも描かれています。

Norinko 則島進 店長
「笑っていたら元気になれるよねみたいな。おまじないではないが、そういう気持ちでいられたらいいなという自分がいて」
自分も元気になる、そして、お客さんにも元気になってもらう。
ただその想いで、則島さんはきょうもハンバーガーをつくっています。

