数日後、林編集長たちがお揃いのコートで訪れたのは、西区にある琴似商店街です。

まずは、振興組合の事務所でのインタビュー取材から行います。

「琴似商店街」特集担当 林大地記者
「どうして商店街で、ロードヒーティング事業をやろうという話になったのか?」

琴似商店街振興組合 若本高史事務局長
「高齢化するって中でツルツル路面を高齢の人が歩くのは、やっぱり難しいと…。このツルツル路面を解消するために、どうしたらいい?ってことから、ロードヒーティング事業になったというのがいきさつ」

今回取材する特集は、琴似商店街のメインストリート、琴似・栄町通のロードヒーティングです。

2002年に商店街が独自に始めた取り組みですが、道行く人は知っているのでしょうか?

市民(10代)
「知らなかったです。(札幌)市とかがやってると思っていました。雪がなくて歩きやすいです」

琴似・栄町通の1丁目から5丁目までのロードヒーティングは、電気代だけでひと冬2,000万円以上かかります。

それを商店街の店など、77店で負担しているのです。

琴似商店街振興組合 広部具之常任理事
「昔を知っている人間からすれば、ものすごいありがたいと実感できるけど、最近(琴似に)、住んだ人とかは、それは当たり前かなとなっている」

地道な地域貢献にスポットをあてようと、通りに出て、さかんにシャッターを切っていました。

そして、こんな取材も…。