7日の夜から再び最強寒波ピーク 交通の乱れなどに警戒

日比麻音子キャスター:
引き続き雪への警戒が必要です。きょう7日午後5時ごろの秋田港の様子を見ると、雪が積もっていますね。
森田正光 気象予報士:
風も強く、秋田では最大瞬間風速27.6メートルと、「暴風雪」といってもいいような風が吹きました。気温も氷点下0.3度で、当然、雪を伴って寒いです。風速1メートル変わると、体感温度が1度違うといいますからね。

今後の予想で上空1500メートル付近の気温を見ると、マイナス6度の部分、マイナス12度の部分があります。特にマイナス12度がかかるところは、降水があれば大雪になるというゾーンです。今回は、九州北部や山陰地方でも雪の降り方が心配です。
また、西風が吹いているということは、寒気が西の方から入り込んでいる形です。北日本だけではなく、西日本も雪が心配です。

続いて、きょう7日夜からの予想ですが、北陸の山間部では強く降ります。
さらに特徴としては若狭湾から琵琶湖、そして東海地方に雪雲が流れています。このあたりは新幹線が通るので、雪が強く降ると遅れが出るようなこともありそうです。
日比キャスター:
週末に移動の予定がある方は、最新情報に引き続きお気をつけください。

森田 気象予報士:
次に、10日午後6時までの72時間降雪量を見ていきます。日本海側は70センチ以上の降雪が予想されているところもあります。
すでに2メートルぐらい積もっているところがあるなか、半分で見積もっても、30センチから40センチぐらいは新たに積もるということです。
日比キャスター:
今週は寒波の影響がかなり長く続いていますものね。
森田 気象予報士:
鍋底型の寒気というのですが、雪が長続きしています。

大雪に関しての早期注意情報を見ると、あす8日も、朝から夜遅くまで雪のところが多いだろうという予想です。特に岐阜県や、岡山県、鳥取県といった山陰地方も警戒が必要です。