強い冬型の気圧配置の影響で、高知県中部と西部では8日昼前にかけて大雪となる見込みです。積雪や路面の凍結による交通障害に十分注意してください。
四国地方は強い冬型の気圧配置となっていて、7日夜から8日午前中にかけてはマイナス12℃以下の強い寒気が流れ込む見込みです。津野町高野では午後3時の時点で21センチの積雪が観測されています。

高知地方気象台によりますと、中部と西部では8日昼前にかけて、山間部を中心に大雪となり、平地でも大雪となるところがある見込みです。雪雲が予想より発達した場合は警報級の大雪となるおそれがあります。

8日午前6時までに予想される12時間降雪量は、多いところで、山地で15センチ、平地で5センチ。8日午後6時までに予想される24時間降雪量は多いところで、山地で25センチ、平地で7センチ。その後、8日午後6時から9日午後6時までに予想される24時間降雪量は多いところで、山地で5センチ、平地で1センチとなっています。
気象台は、積雪や路面の凍結による交通障害に十分注意するとともに、着雪による倒木や農業施設の管理などに注意するよう呼びかけています。

四万十町では十川や十和川口など5つの地区のおよそ300戸で午後1時過ぎから停電となりましたが、午後6時前に復旧しました。
交通への影響です。7日も始発から終日運休したJR予土線は8日午前中の運転再開を目指して除雪作業が行われています。ただ、降雪や除雪の状況によってはさらに運転を見合わせる可能性があるということです。
