家族の思い出がつまったビデオテープ、劣化は大丈夫?

(カメラのノグチ 野口慎一郎さん)
「ここにカビが来ているのが分かるんです、外的に。これが進行していくとテープが切断してしまったりということが起こる」

(Q.各家庭に眠るビデオテープがこんな状態に?)
(カメラのノグチ 野口慎一郎さん)
「湿気によるカビは分からないうちに進行してしまっているので、取り出してみたらこんな風になっていたということが多分かなり出てくると思います」

「こんにちはー」
「古いビデオをDVDにしてほしいんです」

ビデオテープのダビングに訪れたのは家族の思い出を記録したテープを持参した岡田さんです。

(岡田智子さん)
「息子が結婚し、ウェディングムービーを作るのにあたって見ようとしたら再生できなかったので、円盤化したら見られるかと思って持ってきました」

今回は特別に店の再生機器で映像を見せてもらいました。

(岡田智子さん)
(映像を見て)「かわいかったなぁ、昔は」
「忘れてることがほとんどなので、見たら、あの時ああだったなと思い出がよみがえる。それが良い」

ビデオテープに眠る大切な思い出、ぜひ残したいという人は、近くのカメラ専門店に相談してほしいと野口さんは言います。

(カメラのノグチ 野口慎一郎さん)
「デジタル化をして残すということは大事なことだと思います」
「残したから良かったということが出てくると思いますので、家族のためにも必要なことだと思っていますね」

【スタジオ】
ー映像で記録を残していくことは大切なことですよね。2025年はあくまで目安ですので保存状態によっては変わります。多少の劣化があっても専門店で対応できる場合がありますので、自宅に眠るビデオテープを探してみてください。