本島北部を襲った大雨被害から、この週末で3か月を迎えます。地域のほぼ全てが水に浸かった国頭村比地地区の生活再建は、まだ道半ばです。
▼大城米子 さん
「家具とかあんなもん、みんなダメさね。アルバムとかCDとか思い出のいっぱいあるものがある」
自宅が浸水するなどして、日常生活が奪われた国頭村比地地区の大城米子さんです。
▼大城米子 さん
「もうあれから日記を書いていないはず。11月以降はもう書く気にならなかったのかね」
12年間続けてきた日記は、あの日から書いていないといいます。比地地区の一部の住宅では修復工事が進んでいますが、いまだに4人が仮設住宅での生活を余儀なくされています。
▼大城政保 さん(農家)
「いま更地になっていますけど、こちらに倒壊したハウスがありました」
農家の大城政保さんは、県から農薬の提供などの支援があったといいますが、次の収獲までの間、収入はありません。
▼大城政保 さん(農家)
「はっきり言ったら、補償金等が欲しいです。生活が一番大切なので。物資も大変ですが、生活するにはお金が必要なんです」
大雨による被害からこの週末で3か月となりますが、生活再建はまだ道半ばです。

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