航空機の事故を想定した大規模な訓練が、福岡空港で実施されました。多くの死傷者が出たという想定で、応急処置の優先順位を決めるトリアージも行いました。
◆約60機関・200人が参加
福岡空港で行われた訓練です。エンジントラブルを起こした航空機が滑走路に墜落し、多くの死傷者が出たという想定で実施されました。5日の訓練には、消防や自衛隊、医療機関など約60の機関から200人あまりが参加し、それぞれの役割を確認しました。
RKB吉松真希「今、ドクターヘリも滑走路に到着しました」
◆トリアージの訓練も実施
負傷者の処置の優先順位を決めるトリアージの訓練も行われました。医療従事者らは、乗客に見立てた人形にタグをつけ、救護用の大型テントで応急処置をする手順を確認しました。
福岡国際空港 永竿哲哉社長「特に問題はなく、皆さんとの意思疎通ができているというのは良かったと思います。被害を最小にするように精一杯努力していきたいと思っています」
この訓練は、航空機事故が起きた際に各機関が連携して救助活動や消火活動を迅速に行うために、毎年実施しています。
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