■誰もがクマと遭遇するリスクあり
これまでの常識では冬眠しているはずのクマが、市街地へ出没するケースが発生しています。
クマの生態に詳しい岩手大学の山内准教授は、季節に関係なく誰もがクマと遭遇するリスクがあるため、注意が必要と指摘します。

岩手大学 山内准教授「クマを見かけても興奮させない。ギャーと言って興奮させないようにして、なるべく距離をとる」

山内准教授は、もしクマに遭遇してしまった場合、クマに背を向けず、ゆっくりと後退することが大切だとしています。
岩手大学 山内准教授「クマに至近距離であった場合には、うつ伏せになってお腹とか顔とか急所を保護して、首も腕で覆って、そういった体勢をとってクマがいなくなるのを待つことが重要」

被害に遭わないために、クマのエサとなる生ゴミや果物、家畜のエサなどを外に放置しないことも重要で、日ごろからの対策を心がけてほしいということです。
