九州北部地方では、6日明け方にかけて平地、山地ともに大雪に警戒
6日明け方にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意を
■気象概況
九州北部地方では、上空約1500メートルに氷点下12度以下となるこの冬一番の強い寒気が流れ込んでおり、強い冬型の気圧配置となっています。また、大気の状態が非常に不安定となっています。
このため九州北部地方では、6日明け方にかけて平地、山地ともに警報級の大雪となる見込みです。また、6日明け方にかけて落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれがあります。
また、気温が平年よりかなり低くなる所があるでしょう。
なお、7日から8日頃は再び強い寒気の流入が予想され、山地を中心に警報級の大雪となる可能性があります。
[雪の実況]
5日15時現在の積雪の深さ(速報値)
山口県
秋吉台 2センチ
熊本県
人吉 4センチ
水俣 1センチ
長崎県
雲仙岳 9センチ
[雪の予想]
5日18時から6日18時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
山口県山地 50センチ
福岡県山地 10センチ
佐賀県山地 10センチ
長崎県山地 10センチ
大分県山地 10センチ
熊本県山地 15センチ
山口県平地 20センチ
福岡県平地 5センチ
佐賀県平地 5センチ
長崎県平地 5センチ
大分県平地 5センチ
熊本県平地 7センチ
(山地は標高200メートルを超える地域)
[防災事項]
積雪や路面凍結による交通障害、農作物や農業施設の管理に警戒してください。また、雪による視程障害、電線や樹木等への着雪、なだれ、低温による水道管の凍結、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。