博多の秋の風物詩です。福岡市の櫛田神社で、ご神木のイチョウの実を収穫する「ぎなん落とし」が行われました。
◆今年は裏年で実が小ぶり
RKB 坂本くるみ「櫛田神社の境内にあるご神木『夫婦ぎなん』です。よく見ると、上の方に黄色く色づいた実がなっています」
樹齢300年を超えるといわれる「夫婦ぎなん」は、雄と雌の木が、根元から寄り添うように伸びる全国的にも珍しいイチョウです。午前10時から行われた「ぎなん落とし」では、6人の神職が竹ざおで枝を揺すって実を振り落とし、巫女が箸を使って丁寧に拾い集めました。
櫛田神社によると、今年は裏年にあたる上に夏の暑さも影響してか、実が小ぶりで少ないということです。地元の園児たちも応援しながら収穫を見守りました。
◆収穫された実は来年3月「お守り」に
園児「くちゃい」
櫛田神社権禰宜 高山定史さん「このぎなん落としを終えると、博多の街にもようやく秋が訪れるということで、秋の季節の移ろいを参拝者に感じていただければ幸い」
収穫された実は、皮をむいて乾燥させた後、来年3月に行われる「ぎなん祭」でお守りとして配られます。
注目の記事
「電線に肉片が…」12歳の姉を奪った空襲 40人亡くなったのに"被害は軽微"と報じた新聞の責任

【一覧あり】27億円超の赤字の区画も… JR東日本が「ご利用の少ない線区の経営情報(2024年度分)」を発表 100円稼ぐための『営業係数』が1万円超の区画も… あなたの街のあの路線・区画も…?

若者に広がる住宅ローン50年 建築コスト増で総返済額より毎月の支払いを重視…金融機関・購入検討者・ハウスメーカー・FP それぞれのリアル 35年返済は終焉に向かうのか

【独自】「私が母でなければ…」山上被告の母が語る後悔 “献金”の実態は? 旧統一教会めぐる2つの裁判の行方【報道特集】

「息子のあんたが責任を持って殺しなさい」8年間の孤独な介護の末、91歳の母親の命を絶った男性の苦しみ “介護殺人”を防ぐには【news23】

クマ外傷の9割は“顔面”を損傷「鼻を拾って外科手術で…」100例以上診た医師が語るクマ襲撃のリアル「精神的なダメージも深く」後遺症でかすむ日常

「道路に寝ていた人をひいた」53歳男性が軽乗用車にはねられ死亡 道路に横たわっていたか 軽乗用車を運転の54歳男性「直前まで気づかなかった」

「ラーメンの味が薄い」叫んで暴れラーメン店のガラスドアを蹴り壊したか 酒に酔った51歳職業不詳の男「ラーメンが・・・腹が立って蹴破りました」容疑認める

被害女性は2000人以上、盗撮動画・静止画は約4000点 捜査1課の男性幹部を書類送検 県警本部・地下鉄などで盗撮か 「若い女性を対象に」容疑認める 福岡県警

保育士10人による園児虐待 殴打・暴言・隔離・強制給食・嘔吐後の叱責・反省後も暴力継続 福岡県が松原保育園に改善勧告①





