今回は、『バレンタイン特集』として、ケーキ屋さんの作る、この時期限定のチョコレートから、個性が光るチョコレート、そして簡単手軽にできる手作りレシピまで心ときめくチョコレートをたっぷりご紹介します。

冬限定チョコで特別気分を!『アリュメット(伊達市)』

ショーケースにはカラフルでおいしそうなケーキがズラリ。伊達市保原町にある『パティスリー アリュメット』は季節のフルーツをふんだんに使ったスイーツが人気のパティスリーです。

毎年バレンタインの時期に登場する限定商品が『オランジェット(600円)』。オレンジの皮をシロップ漬けにし、ビターなチョコレートで包み込んでいるので、一口食べれば爽やかなオレンジの香りとチョコレートの深い味わいが広がります。

そして今年から本格的に販売を始めたのが・・・

--赤間佑太さん(シェフパティシエ)「地元のドライフルーツを使った“ショコラフリュイ”というチョコレートを作っています。」

伊達市産の洋梨のドライフルーツに、口どけ滑らかなチョコレートが絶妙にマリアージュ。

--赤間佑太さん(シェフパティシエ)「このドライフルーツはお砂糖使っていないので、フルーツの甘みと、香りがすごくするので。」

ドライフルーツには砂糖を一切使用していないので、洋梨本来の味わいをしっかり感じることができます。

--赤間佑太さん(シェフパティシエ)「あとは“生チョコサンド”と、“苺バターサンド”も期間限定でお作りしてる商品なので非常におすすめですね。」

苺バターサンド(1個420円)は、伊達市産のイチゴを使ったバタークリームをしっとりとしたクッキーでサンド。イチゴの甘さとバターのコクを感じるフレッシュなおいしさは、バレンタインにぴったりです。生チョコサンド(1個420円)はオレンジリキュールで香り付けした生チョコが少し大人の味わいで、一度食べたら忘れられないおいしさです。

--赤間佑太さん(シェフパティシエ)「『アリュメット』ってフランス語で“マッチ”のことなんですよ。このお店があることで周りがちょっとでも明るくなったらいいなと思って、付けさせていただきました。」

アリュメットのチョコレートで、チョコっと心が明るくなる甘いひとときを。

“水あめ”に“青トマト”!?ここにしかないおいしいものを作る『さんべ農園』(只見町)

只見町にも冬限定のチョコレートがあるということでやってきたのは『さんべ農園』。ここでは夏にはお米と南郷トマトを生産し、冬は地元のお菓子屋さんとコラボして、農園ならではの特別なチョコレートを限定販売しているんです。

--三瓶やえさん(さんべ農園)「どこにでもあるものじゃなくて、ここにしかないもので、すごくおいしいものを作りたいなっていうのはありますね。」

そんな熱い思いから生まれたのが、玄米餅のあられを使った“ラスクチョコレート”です。もちろん米はこの農園で育てたお米。

--三瓶やえさん(さんべ農園)「玄米っていうところがミソなんですよ。油っぽさが残らないっていうか、軽い感じなんです。」

チョコレートにもこだわり、カカオ含有量が多いと言われるクーベルチュールチョコレートを使用。甘じょっぱい味わいが後を引くおいしさです。

さらに、高級感あふれる生チョコレートも。古くから奥会津で伝統食として親しまれてきた水あめを使うことで、口どけが滑らかで優しい甘さに仕上がるんです。

そして極めつけは・・・?

--三瓶やえさん(さんべ農園)「青トマトを使ったチョコレートです。」