野付半島の先端にある“謎の遺跡”の正体とは

2人はいよいよ最先端へ。歩くこと1時間。ついに野付半島の最先端に到着。
(道マニア・かずまるさん)
「1000以上の日本の市町村を回ってきたけど、こんなに周りに海がずっと広がる景色を初めて見た!」
野付半島は、海流のスピードや運ばれてくる土砂の量によって日々形を変えているため、昔と比べてもかなり地形は変わっているそう。そして…
(道マニア・かずまるさん)
「もう1か所行きたいところがある。違う先端には“謎の痕跡”が残っていて、その遺跡がこの地域の歴史を示す手がかりになっている」
“謎の痕跡”を探しに、2人は別の先端へ。鹿の群れを横目に、湿地帯を歩くこと1時間。先端に辿り着き、現れたのは石塔。

(道マニア・かずまるさん)
「これは供養塔。『きらく』といって、昔人が住んでいた場所」
江戸時代から明治時代の初期まで、野付半島の先端には「きらく」という町が存在したそうで、漁業が盛んで多くの人が集まる場所だったと言われています。1799年に設置された宿泊施設「通行屋」が起源とされており、さらに、国後島へ行くために先端から船を出す交通の中継地点として重宝されました。
近くには墓石もあり、「ここで働いていた人のお墓」とかずまるさん。さらに、もう一つ言い伝えがあるそうで…
(道マニア・かずまるさん)
「ここに遊郭があって、娯楽の地になっていたらしい」

一説には、旅人や漁師が通ったとされる遊郭があったとも言われており、「きらく」の由来は、“気が楽になる”からきているとかずまるさんは言います。
幻の町の歴史を持つ野付半島ですが、現在地盤が毎年1.5センチほど沈み続けているようで、いずれ孤島になるのではないかと言われています。
2024年12月17日(火)午後11時56分放送 CBCテレビ「道との遭遇」より














