胃酸などが逆流して食道に炎症を起こす「逆流性食道炎」について、鳥取大学医学部附属病院は、山陰で初めて、内視鏡での治療を実施しました。
「逆流性食道炎」は、胃酸などが逆流して食道が傷つき、胸焼けなどが起きる病気で、成人の10%程度がかかっているといわれています。
通常は内服薬で治療しますが、症状が改善しない場合、外科手術が行われます。
今年7月に鳥取大学医学部附属病院が山陰で初めて行った治療は、患者の身体的負担を少しでも軽減するのが狙いで、患者の口から内視鏡を入れて、食道に近い胃の入口をレーザー光線で焼き、人工的に潰瘍を作ります。すると、潰瘍が治る過程で胃の入り口が適度に縮み、胃酸などが逆流しにくくなるということです。
今回、病院で治療を受けた患者は術後5日で退院し、症状も改善されたということです。
鳥取大学医学部付属病院 池淵 雄一郎 助教
「外科手術の前に内視鏡治療で治してあげることができるようになったので、1人でも多くの薬で治らない逆流性食道炎の患者に対してこの新たな治療を提供したい」
病院では、全国の医療機関とともに実績を重ね、この治療法への保険適用を目指すことにしています。
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