駒ヶ根市にある青年海外協力隊の訓練所で、派遣される前の訓練生の間に規則違反にあたるトラブルが起きていたことが分かりました。

訓練所を運営するJICA=国際協力機構によりますと、駒ヶ根市の訓練所に関して「訓練生にトラブルがあり、顧問弁護士と相談した結果、重大な訓練の規則違反が見つかった」ということです。

プライバシーを理由に、トラブルの時期や内容、関わった人の性別などは明らかにしていませんが、複数の隊員が海外に派遣されませんでした。

JICAを管轄する外務省もトラブルを把握しているということです。

JICAは、「協力隊員は高い倫理観を持つことが重要で、規律・風紀の徹底を含めて訓練を運営していきたい」としています。