福島県民は「食べすぎに注意」というデータがあります。
特定健診でメタボリック・シンドロームに該当した人の割合が高い順で並べた都道府県別のランキングです。最新の調査で、福島県はワースト4位の19.5%と、全国平均を2.8%も上回っています。

このメタボ率の高さは以前から問題となっています。福島県のメタボ率の推移をみると、震災後、常にワースト4位以上となっていて、さらにずっと上昇傾向にあります。福島県は慢性的にメタボ率が高い状態といえます。

福島県の健康づくり推進課によりますと、原発事故の影響で屋外で運動する機会が減ってしまったことや、1日当たりの食塩の摂取量が全国で2番目に多いことなどが要因として考えられるとしています。つまり、日ごろから運動することや食事について改善しないといけないということです。
ただ、いきなり食生活を変えようとか、運動しようというのは簡単ではありません。そのため、県が勧めているのが、スマートフォンのアプリ「ふくしま健民アプリ」です。