岩手県花巻市は3日、市内の医療機関で有効期限が過ぎた新型コロナワクチンを誤って高齢者の男性2人に接種したと発表しました。

花巻市によりますと、1月27日に市内の医療機関で高齢者対象の定期接種を受けた65歳以上の男性2人に、担当者が誤って有効期限が1日過ぎたファイザー製の新型コロナのワクチンを接種したということです。
これまでに健康被害は確認されていません。
1月30日、県から県内の市町村に対して、「有効期限後のワクチンを誤って使用した事例がある」と連絡を受け、市が調べたところ、市内の医療機関から誤って接種したと報告がありました。

市は引き続き、医療機関に注意を呼びかけるとともに再発防止に努めるとしています。