軍事政権下で繰り返されている子どもの人権侵害「軍のことが許せません」

ミャンマー軍の元少年兵 ハイン・ソー・ウーさん(22)
「クーデター後は、入隊希望者が減ったこともあり、未成年でも関係なく徴兵していました」

男性は高校生のころ、駅で無賃乗車を理由に当局から拘束され、「逮捕されるか軍に入るかを選べ」と脅されました。

そして入った軍の訓練施設には、100人以上の子どもたちがいて最も幼い子は14歳だったと証言します。
ミャンマー軍の元少年兵 ハイン・ソー・ウーさん(22)
「徴兵されたせいで私は教育を受けることもできず、自由をすべて失いました」

男性は訓練施設から1度逃げ出しましたが、すぐに捕まり、殴る蹴るの暴行を受けたといいます。その際、次に逃げたら殺すと脅されたそうです。

クーデター以降、内戦の長期化と抵抗勢力の攻勢により、ミャンマー軍は3万人以上の兵士を失ったとされています。兵力を補うため2024年から徴兵制を導入。18歳以上の男女を対象としました。

しかし、国を出る若者が後を絶たず、本来、対象ではないはずの子どもたちが次々に徴兵されているとみられます。

ミャンマー軍の元兵士
「子どもの生年月日を偽り、身分証明書などを偽造して登録している。たばこの吸い方を教えたり、酒を飲ませたりして、より大人らしく見えるようにもしている。子どもが軍に入れば、将来も見えず人生終わったも同然です」
軍事政権下で繰り返されている子どもたちの人権侵害。元少年兵の男性は、軍への怒りをあらわにしました。
ミャンマー軍の元少年兵 ハイン・ソー・ウーさん(22)
「国民が理不尽に銃で撃たれ、拷問され、住まいを追われ、私は苦しくて苦しくて、悲しい気持ちになりました。軍のことが許せません」














