それでも…のり1枚24円→30円超

(MSK水産 豊田有基代表)
「有明海の近年の不作で、三重県の単価が上がっている」

全国有数ののりの産地、九州・有明海(ありあけかい)ののりの不作の影響は3年ほど前から続いていますが、三重県の海苔の値段にも波及し、去年は1枚24円から25円だったものの今年は30円を超えるまでに値上がり。

燃料費の高騰などの影響もあるため、三重県では豊作でも消費者にとってはその恩恵をあまり感じられない状況がしばらく続きそうです。

地元漁協は生産者側の思いをこう代弁します。

(伊勢湾漁業協同組合 黒田秀夫参事)
「(一昨年と比べ)1.5倍以上値上がりしている。燃料なども値上がりしているので、どうしてもそれくらいは上げないと生産者も経営していけないというのが現実」