静岡市は2月3日、過去最大規模となる2025年度の当初予算案を発表しました。人口減少対策に向け積極的な予算編成案となっています。

難波喬司市長が3日の定例会見で発表した2025年度の当初予算案は、一般会計が3885億円と2024年度より9,9%増え、過去最大となりました。

人口減少対策として「子育て支援」や「地域経済の活性化」など、5つの分野に力を注いでいます。

<静岡市 難波喬司市長>
「給付を増やすのも大事だけど、地域経済を活性化させて、所得水準を向上させるのが非常に大事。特にこのあたりを重点置いています」

主な内訳として、アリーナ整備事業に10億7260万円、JR静岡駅北口地下広場の大規模改修事業に2億2000万円などを計上しています。

当初予算案は、2月10日から始まる市議会2月定例会に上程される予定です。