3時間の激しい練習のあとの晩御飯。平良家では、食事の前の儀式があるんです。

次男・平良宗龍さん「がんばれば78キロいけると思います」
――きょうで78まで?
「そうですね。はい」

怪我を防ぎ、スタミナをつけるため、体重管理を重視。目標体重になるまで食べることを子どもたちに課しています。その様子を見守る父・監司郎さん。

――お母さんの料理おいしい?
次男・平良宗龍さん「美味しいです。お父さんも料理上手いんですけど、お母さんも愛がこもってるなって感じます」

――パンも食べますか?
次男・平良宗龍さん「パンはそんなに食べないです」

――米の方が体重が増える?
次男・宗龍さん:「まぁ、体重ふえる」
四男・孔龍さん:「パンはそんな体重増えないです」

食事の途中でも体重確認。目標体重に到達しているかをチェックします。

次男・宗龍さん:「何でそんなに増えてるの?」
父・監司郎さん:「何キロ?」
次男・宗龍さん:「76.9。あと1キロですね~。頑張って食べまーす」
父・監司郎さん:「全然まだ余裕だろ?」
次男・宗龍さん:「うん・・・。余裕っす」

▼父・平良監司郎さん「一生懸命やれば楽しくなる。いつも言っているんですけど、はじめからヘラヘラしているよりは、一生懸命やった方が、遊びもそうですけど、何でも一生懸命やった方が楽しいよと。バスケットボールも適当にやるよりは一生懸命やった方が楽しいし、(負けたら)悔しいよっていう話はよくしています」

来月から、キングスの練習に参加する平良宗龍。目標は愚直に、父の教え通り「基礎をかためること」です。