「賞味期限」を業者はどうやって決めている?
そのうえで業者はどのように期限を決めるのか?
取材班は、宮崎市清武町にある食品会社「イート」を訪ねました。
こちらではさつまいもにキャラメルをコーティングしたお菓子「キャラいも」を製造。

「賞味期限」の設定は、まず、日数の予測を立てることから始まります。
(イート 木原奈津子社長)
「まず水分活性というものを測って、水分活性が数値がいくぐらいだと大体このぐらいの日持ちがしますっていう目安がちゃんと出ている。それに合わせて、それぐらいは(賞味期限を)つけられるだろうという予測を立てる」


「水分活性」とは微生物が増殖しやすいかどうかが分かるもので、この数値をもとに予測した日数が適切かどうかを外部での「微生物試験」や社員らによる「官能検査」を通して判断しています。
(検査の様子)
「全然(大丈夫)だよね。そりゃ出来立ての方がおいしいけどね」
「油のにおいも全然しない」
「油のにおいなし」
「異臭」
「異臭なし」
