債権者集会には社長が出席…しかし納得のいく回答は得られず

 破産手続き開始の4か月後、破産に至る経緯などを債権者に報告する債権者集会が開かれることになりました。大阪地裁には、小野さんや丹波さんに加え、被害を訴える債権者が9人集まっていました。

 (丹波愛さん)「ちゃんと私たちが注文していた車が、きっちり発注されて納車が確実だったのか知りたいです」

 債権者集会にはBREAKの社長が出席。管財人は「全額の弁済が難しい」という見通しを説明したといいます。一方、当の社長本人からは納得のいく回答は得られませんでした。

 (丹波愛さん)「すべて回答は、大阪の甥である自分の親族に任せてるからわからない、わからない、わからないの一点張りで、わからないと言われるたびに怒りがどんどんこみあげてきた」
 (小野豊さん)「しょうがないというか、甥しか知らないと言われたら僕らも返す言葉がないんで…」
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 社長は「店長をしていた甥に店の運営を任せていたため個別の契約についてはわからない」と話しました。