2月1日と2日、宮城県加美町で恒例の雪合戦大会が開かれます。しかし、雪不足のため会場を変更した上で、競技に使う雪を山間部から運び入れています。
雪を積んだトラック雪合戦大会が開かれる加美町のあゆの里中央公園では、30日から、トラックで競技用の雪が運び込まれています。会場は当初、スポーツ公園の野球場が予定されていました。しかし、雪がほとんどなく、土の上では危険も伴うことから大会の実行委員会では、会場を変更しテニスコートを使うことにしました。
また、雪玉に使うためおよそ60トンの雪を20キロほど離れた山間部から搬入することにしました。

県雪合戦大会 杉村昭宏実行委員長:
「土の上では玉がうまく転がらず、どうしても土の上では無理なのかということで苦渋の判断」

2月1日と2日に開かれる第21回の県雪合戦大会には、合わせて29チーム、およそ300人が参加する予定です。雪不足で会場を変更し、山から雪を運び入れて開催するのは2年連続です。