メニューの開発に際して愛隣館の齊藤義和料理長は、辛さとうまみが売りの満州にらラーメンをどのようにアレンジすれば小さな子どもからお年寄りまでの幅広い年代に好まれるメニューにできるのか試行錯誤しました。

(齊藤義和料理長)
「食べやすいようにひき肉と合わせて」

白金豚のひき肉と混ぜ合わせて「MANNIRABANBAN」の味を残しつつ、肉のうまみでマイルドな餡を作ります。
それをさっぱりと食べられるよう、大根おろしと紅しょうがの生地で包み込んでいます。

(江幡記者リポ)
「外の生地は大根おろしがベースというだけあって、本当に滑らかに口溶けするんですけども、その後、この中の挽肉餡がやはり満州にらラーメンのこのパンチが効いて、ニンニクとあと辛みがね、これ全体の調和が本当にバランスよく取れています」

この開発に携わった三嶋悠也IT統括部長は、小さな子ども連れも多い施設にふさわしいメニューの仕上がりに満足するとともに花巻の企業同士のコラボのさらなる発展に期待しています。

(三嶋悠也さん)
当館に泊まったお客様が、さかえやさんの方でラーメンを召し上がるということも多々あるということを聞いておりましたので、これがですねより強固になれば、この絆が強固になっていければ、とても良いのかなと思います。

深い雪に覆われながらゆったりと楽しむ温泉と地元花巻ならではの新しい味。
どちらも体を内側から優しく温めてくれます。