JR長野駅前で男女3人が刃物を持った男に襲われ、1人が死亡2人が重軽傷を負った事件で、逮捕された男は、自宅の電気や水道が止まっていて、生活に困窮していたことがわかりました。

長野市の無職・矢口雄資(やぐち・ゆうすけ)容疑者46歳は、1月22日の午後8時過ぎ、JR長野駅前で男女3人が刃物で襲われた殺傷事件で、女性に対する殺人未遂の疑いで逮捕・送検されました。


捜査関係者によりますと、逮捕時の矢口容疑者の自宅は電気や水道が止まっていたほか、内部はごみが散乱していて、生活に困窮していたとみられています。

矢口容疑者は調べに対し、会話には応じるものの、事件については「黙秘します」などと話しているということです。


家族とは疎遠で、過去には職を転々としていたということで、警察が生活の実態や事件の経緯を調べています。