テーマパーク「ジャングリア」がことし7月に開業することが決まり、地域住民からは期待と不安の声があがっています。

7月25日の開業が発表された「ジャングリア」。22のアトラクションでは、乗り物でジャングルの中を恐竜から逃げたり、大気球に乗ってやんばるの自然を空から見渡したりと非日常を体験することができます。
28日の発表を受け、地元名護市からは期待と不安の声があがりました。
▼名護市民
「いま子どもが2人いるので、やっぱり近くにテーマパークができるというのは楽しみだなと思ってワクワクしています」
「期待は色んな人が来てやんばるの良さを知ってもらえるので、その点に関しては良いんですけど、あまりにも観光客が来すぎて、地元の住民は交通渋滞とかスーパーとかに行ってもレジに並ばないといけなくなったりして、ちょっと生活面で困るんじゃないかと思っています」
パークの建設地からほど近い中山区で区長を務める川野圭輔さんは、様々な課題を解決し地域の発展につなげてほしいと期待を寄せました。

▼名護市中山区・川野圭輔区長
「交通渋滞などの不安な部分を一緒になって取り組んで解決し、またそれが地域に還元できるような形になるとうれしい」
発表を受け玉城知事はー。
▼玉城デニー知事
「住民の生活に渋滞とか色々な問題が起こらないよう配慮しつつ、経済振興のための大きなまた起爆剤としても期待したい」
課題を乗り越え沖縄振興の起爆剤となることができるか。ジャングリアの今後に注目です。