バスケットボールBリーグ富山グラウジーズは、開幕連敗スタートとなりましたが、ルーキーの奮闘など、今後に期待が高まるゲームを展開しました。

Bリーグ、シーズン7年目に挑む富山グラウジーズ。1日の開幕戦は、2500人を超えるブースターが会場に詰めかけました。

ブースター:
「すごく楽しみで、興奮してわくわくしています」「ダンクとか見たい」「スリーポイントをいっぱい」「若手のアグレッシブなプレーがどんどん見たい。胎教にいい結果になるといいなと思っています。あと1か月くらいです」

今シーズンは宇都選手など主力が抜け、大卒ルーキーなど5人の新戦力が加わった新生グラウジーズ。

大卒ルーキーのポイントガード浦野泰斗選手が開幕スタメン出場を果たすと。

素早い動きで、ゴール下へ切り込み味方にアシスト。自らもシュートを決めるなどアグレッシブなプレーでチームに勢いをもたらしました。

浦野泰斗選手:
「正直不安はなかったです。やってやろうというワクワク感が非常に強かった。若手が多いのでエナジーをチームに与えられたらということを意識しています」

同じくルーキーの野崎由之選手も多彩なシュートが光りました。ルーキーたちについてこの日300試合目の出場を記録したベテランの晴山ケビン選手は。

晴山ケビン主将:
「本当にルーキーたちは思い切ってシュート外しても、行け行け。ディフェンスでファールなろうともっともっとやれっていうことを言い続けないと彼らもゲームのなかでしか成長できないことってあるので、プロのあたりだったり、そういったものに慣れていってほしい」

2戦目のきのう、若いチームをひっぱったのが新加入、アメリカ代表の経験もあるコーディ・デンプス選手。

攻撃では中から、そして外からもゴールを奪い、守備でもリバウンドやパスカットで存在感を発揮。攻守ともにオールラウンドなプレーを見せました。

1日、おとといと、強敵・サンロッカーズ渋谷に惜しくも敗れはしましたが、若手の成長や外国人新戦力がどのような化学反応を生み出すのか注目です。