青森県弘前市の中学校で、大人への自覚を持つための行事「立志式」が行われ、生徒たちが自分の名前に込められた「思い」とともに将来の目標を発表しました。

東奥義塾中学校で行われた立志式には、2年生32人が参加し、一人一人が自分の名前を半紙にしたため、名前の由来と、これからの生き方を発表しました。

発表する生徒の様子
「私の名前は直江です。素直でまっすぐという思いで名前を付けてもらいました。周りの意見に流されることなく、自分の意見を自信を持って言えるようになりたいと思います」

立志式はかつて、大人への通過儀礼として行われていた「元服」にならった行事で、会場では保護者が生徒の発表を見守りました。

生徒は
「初めての体験で、しかも義塾の中で新しい歴史みたいなものを作れたし、親にも感謝できたり、新しい一面を見せられたのでよかった」

東奥義塾中学校では、立志式を来年度以降も行いたいとしています。