中居正広さんと女性のトラブルをめぐるフジテレビのやり直し会見が行われました。フジテレビ社員の関与はあったのか?なぜ、問題発覚後も中居さんを起用し続けたのか?“フルオープン”とされた会見で相次ぐ質問にどう答えたのでしょうか。
フジテレビ“やり直し会見”紛糾 中居氏トラブルは「特殊案件」
司会
「個人の特定につながりますので、すみません、ご配慮ください」
記者
「いやそれは…」
司会
「それを最大限尊重してやっておりますので」
記者
「会見がぬるすぎる!」

問題発覚後、テレビカメラを入れての初めてのフジテレビの会見。紛糾する場面も。
記者
「プライバシーや人権を隠れ蓑にして、真相を隠したがっているように見える」
フジテレビ 港浩一社長
「そういう気持ちはありません」
中居正広さんの女性トラブルに「社員が関与していた」などと報じられたフジテレビ。トラブルそのものについてはこう表現しました。
フジテレビ 港浩一社長
「本件は人権侵害が行われた可能性のある事案」
記者
「どういう人権侵害だった?」
フジテレビ 港浩一社長
「人権侵害の疑いがあるというふうに」
記者
「どういう疑いですか?刑事上じゃない限り人権侵害の疑いって出てこないと思うが」

フジテレビ港浩一社長
「それはプライベートなセンシティブな出来事の中で、女性側がどういう気持ちになってしまったのかを含めて、人権侵害の疑いがあると思って対応している。いわば特殊な案件として進めてきたのが現実」
“特殊な案件”だという中居さんと女性のトラブル。
記者
「特殊っていうのは、加害者が中居正広という国民的スターだったから、そっちを守ろうということで特殊だったってことでは」
フジテレビ 港浩一社長
「そういう気持ちはありません」
記者
「そういう気持ちだったんじゃないか?」
フジテレビ 港浩一社長
「そういう気持ちはありません」
2人の間に何が起きたのか、プライバシーを理由に明言を避け続けました。