80年前の2月19日に山梨県上野原市の上空でアメリカの爆撃機B‐29に日本の戦闘機が体当たりし、日米双方の機体が墜落しました。
この出来事で人間を尊重する心を学んだという女性の証言です。
【前編/後編の後編】 (名称、年齢は2015年2月の放送時点のものです)
【写真で見る B-29の墜落現場で見つかった金属片や銃弾】
小俣キヌ子さん:
「人は皆、人間として尊重しなければならないと教えてくれたと思っている」

太平洋戦争中、一番心に残っていることをこう話すのは山梨県上野原市八ッ沢の小俣キヌ子さん(取材当時80歳)です。
太平洋戦争末期、1945年の2月19日。
サイパンからアメリカの爆撃機B‐29、152機が東京を空爆するため飛来。
これを上野原市上空で日本の戦闘機「屠龍」が迎え撃ちました。